2005年10月22日(土)
東京LKのYナラ林愛夏さん急遽お休み
昨日(10月21日、金曜日)の夜のことです。
劇団四季の公式Webに掲載されている今週の出演予定者のページで、「ライオンキング(東京公演)」のヤングナラの欄に出ていた林愛夏(はやし まなつ)さんの名前が消えました。
ここからは、100%私の想像です。林さん、風邪とかで体調を崩して、それで急遽出演を取りやめたのだろうと思います。林さんは、今日(10月22日、土曜日)のマチネ公演で出演の予定だったと思いますが、どなたかが代わりに出演されるのでしょう。今週もう出演してしまった竹田理央さん、石丸椎菜さん、加藤茜さんのうちどなたかが、もう1回出演されるか、今週はお休みの予定だった片山由里恵さんが登場するか。 杉田真帆さんは土曜日のソワレ、小林あずみさんは日曜日に出演と想像します。
<追記>
土曜日マチネのヤングナラは、確定キャストフォンによると、今週最初に出演された竹田理央(たけだ りお)さんでした。
それから訂正です。片山由里恵さんは、今週の最初から出演予定に入っていました。お休みの予定だったのは杉田真帆さんです。出演は、土曜日のソワレは片山由里恵さん、日曜日が小林あずみさんだと思います。
「ライオンキング(東京公演)」のキャスト表(タマネギ版)はこちらです。
2005年10月21日(金)
浜名正義さんLKとAOLを掛け持ち
広島で公演中の劇団四季ミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」、いよいよこの週末で千秋楽ですね。お行儀のよくないお客さんに当ってしまう場合もあるようですが、全体的には観客が熱いのが広島の特徴らしいですね。
では、今日も劇団四季の各演目の出演者の動きを見ていて「気がついたこと」です。
四季の確定キャストフォンを聞いていたら、春劇場の「ライオンキング(東京)」のアナウンスが男性でした。男性のときは、急なキャスト変更があった場合なんですよねー。
(急な変更があるとしたら誰だろう?あ、藤川ティモンか) 四季公式Webの出演者情報では、今日の午後に、東京ティモンに出演中の小川善太郎さんに加えて、藤川和彦さんが加わりました。それを知ってましたから、それかなと思って聞いていると・・・でも、違う。ティモンは昨日までと同じ小川善太郎さんでした。
(じゃあ、急なキャスト変更は誰なんだ?) と思って続けて聞いていると ・・・・・男性アンサンブル14番でした。昨日までイ ギドンさんだったのですが、浜名正義さんと聞こえました。その瞬間、頭の中が?になりましたね。(ん? 浜名さんはアスペクツに出てるじゃん どうなってんの?)
それから、「アスペクツ・オブ・ラブ(東京)」の確定キャストでも、昨日までのとおり男性アンサンブル4番では、浜名正義さんがアナウンスされていました。ということは、1日で掛け持ち出演か!
そりゃ、今日に限って言えば、東京LKは昼公演だし、アスペクツは夜公演です。春劇場と自由劇場は隣だから、掛け持ちはできないことはないです。でも、浜名さん、8月お盆明けのアスペクツが開幕からずっとアスペクツに出てましたから、急にLKに出るというのもさぞや大変だったことでしょう。それに、夜公演では、昨日までどおりアスペクツに出演されたわけですから。
本当に、アスペクツの夜公演に浜名さんがお出になってたんでしょうか?どなたか、情報をお持ちでしたら教えてください。それから、イ ギドンさんに何があったのか、それに土曜日は、両公演とも昼公演と夜公演が両方ありまから、今日も掛け持ちというわけにはいかないので、今日からの出演者はどうなるのか、とか心配です。
<追記>
土曜日が終ってみると、結局、アスペクツは浜名さんがマチネ、ソワレとも出演。LKの男性14番のほうは、ティモンを降りたばかりの小川善太郎さんが、こちらもマチネ、ソワレとも出演でした。
うかつなことは書けないので、予防線を張っておきます。ここからは、私の100%想像です。
1人の俳優さんが1日で2つの演目を掛け持ちするなんてのが予定されていた段取りとはとても思えないので、私の想像によるストーリーはこんな感じです。
・木曜日まで男性アンサンブル14番で出演していたイ ギドンさんに何か事情があって、金曜日以降は急に出演できなくなった
・14番を演じられる俳優を探したが、最近の出演者では、三好徹哉さんは名古屋。張 文瀟さんは「キャッツ」でギルバートやってる。
・以前に遡って近場で14番の経験者を探すと...一昨年まで遡るけど浜名正義さんがいた!
・浜名さんは「アスペクツ・オブ・ラブ(東京)」に出演中だが金曜日は幸いなことに、LKはマチネ公演、アスペクツはソワレ公演なので、背に腹は変えられない、とばかりに、2年ぶりに浜名さんが急遽14番で登場することに。
・ということで、この日、浜名さんは、マチネはLK、ソワレはアスペクツ、という掛け持ちをやることになった。
・土曜日からは、お休みに入るはずだった小川善太郎さんが14番を務めることに。
私は、イ ギドンさんが、風邪でもひいて体調崩した、と思っています。(あれ、これじゃヤングナラの林愛夏さんと同じかな?)(ひょっとして、東京LKで風邪が流行りつつある?)(だとすると、当分は、突然のキャスト変更が多そうです)
イ ギドンさん、来週くらいから、14番に復活してきてくださいねー
2005年10月19日(水)
岡聡里さんは週変わりで1人3役
今日で、今週のほとんどの劇団四季の公演が出揃いました。全国公演の「魔法をすてたマジョリン」は今週日曜に、福岡県宗像市で1公演あるだけです。
「マンマ・ミーア!(大阪)」
月曜日の四季公式Webでの発表で、主要キャストは先週と変更がないことがわかっていますが、アンサンブルさんは確定キャストフォンを聞くまでわかりません。今週のフタを開けてみたら、先週まで女性アンサンブル7番だった岡 聡里さんが2番に移り、代わりに小島由夏さんがお休みに入りました。
それだけならどおってことないのですが、タマネギ版のキャスト表をよく見ると、岡さんもかなり忙しいです。今月だけで見ても、第1週は9月からの続きでアンサンブル6番、第2週はアンサンブル7番にスライド、そして今週は2番にスライドと週変わりで違う役をやってます。遡って見ると、7月の最終週と8月第1週にかけて2週間だけ「マンマ・ミーア!」をお休みしていますが、それを除けば1月の大阪公演開幕からずっと出てる.. 渡辺さんのサムを見ないことはあっても、岡さんが出てない「マンマ・ミーア!」を見るほうがレアだということに、いままで気が付いていませんでした。
こういう風に支えている出演者がいるからこそなんですよね〜。どんなに主役級の俳優さんが頑張っても、アンサンブルさんが1人足らなければ公演はできないんですから、立派に出演者なんです。四季公式Webの出演予定者情報でアンサンブルを省略したりしないで、ちゃんと平等に、フェア(公平)に扱って欲しいです>四季。
ここで書いてもしょうがないことなので、また200字に書かなきゃ...
2005年10月18日(火)
最長不倒記録候補?羽根渕ティモン
今週も今日から、劇団四季の各公演が始まりました。今日から始まったのは「オペラ座の怪人(東京)」「キャッツ(東京)」「アスペクツ・オブ・ラブ(東京)」そして「ライオンキング(名古屋)」の4つです。それ以外は明日から始まります。「クレイジー・フォー・ユー(広島)」は今週が最後で、23日(日曜)が千秋楽です。
「オペラ座の怪人(東京)」
高井さんの怪人、佐野さんのラウルは続投。今週のカルロッタは種子島さん、ピアンジは半場俊一郎さんがそれぞれシングルで務められるようです。クリスティーヌは高木美果さんが続投。当分は、苫田さんと高木さんでいくんでしょうか。沼尾みゆきさんという手もありますが、沼尾さんは「美女と野獣」のベルで評判いいらしいです。脱線しますが、今週からベルは五東由衣さん。京都公演ではよく出演されてましたが、キムさんビーストとのバランスはどうなんでしょう?
ムッシュー・ルフェーブル役をずっと務めておられた鈴木周さん。先週までで連続21週だったのですが、今週から岡本隆生さんに交代です。長い間、お疲れ様でした。次は何に出演されるのでしょう。
「キャッツ(東京)」
夏場には、盛んにワケワカランキャストの入れ替えをやってたキャッツですが、このところ平穏です。今週から、増本藍さんが久々にボンバルディーナで登場。ザングラー・フォーリーズの広島公演でダンスデレクター(ザングラーさん風に...)だったはずが急遽降りて、2週間で猫に変身されたわけです。
「アスペクツ・オブ・ラブ(東京)」
先週とキャストの変更なし。
「ライオンキング(名古屋)」
東京のライオンキングは明日から始まるのですが、スカーが名古屋と東京で入れ替えになっています。野中万寿夫さんが今週の名古屋のスカーです。栗原英雄さんが東京に行ってしまいました。こういう入れ替えってよくあるんですが、どういう意味があるんだろう?私自身がLKはほとんど見ないからわからないだけなのかな? 同じ演目で同じ役で動いても気分転換にはあまりならないと思うんだけど。もっとも、家族が東京に、あるいは名古屋にいる人なら帰れるから嬉しいだろうけど(うわっ、会社員的発想!)
伊藤さんのザズ、小原さんのエド、それから女性アンサンブル6番の齋藤美保さん、結構長くなっています。あ、今週から小原さんのエドは、古野健さんに交代になっていますけど。ちょっと調べたら、伊藤さんのザズは2月から、齋藤美保さんは5月からです。東京と名古屋で頻繁に入れ替えをする役がある一方で、こういうのもあるんですね。
はい、ここで(羽根渕さんを忘れて何言ってんの?)と思わなきゃいけません。羽根渕さんは、名古屋LKの開幕からずっと丸々1年半も名古屋のティモンです。それこそ、1日も休まないで。(何週になるんだろう?今度ヒマなとき数えてみよう)。名古屋LKは来年1月で先週楽ですけど、東京に移ってティモンを続けることができたら、青山弥生さんのロージィ(「マンマ・ミーア!」)の記録を抜けるかも。
それから、女性アンサンブル10番だった村上絵里子さんが抜けて、今週から岩渕夏子さんに。村上さんはどこに行くんだろう?私の希望としては、コーラスラインに出て欲しいな。それか、少しお休みしてから、「マンマ・ミーア!」のアンサンブル6番に戻ってきてもらって、代わりに片山加奈子さんが5番に移って、大田未稀さんをお休みさせてあげてほしいな。
2005年10月16日(日)
宮崎ソフィTVに登場
読売テレビ 「大阪ほんわかテレビ」
もう日付が変わって昨日(10月16日)のことになってしまいましたが、大阪の民放局、読売テレビの午後11時台に放送される番組「大阪ほんわかテレビ」で、大阪四季劇場の劇団四季ミュージカル「マンマ・ミーア!」が登場しました。放送時間としては、約10分間でした。
久野綾希子さん(ドナ)、宮崎しょうこさん(ソフィ)、佐和由梨さん(ロージィ)、荒川務さん(サム)の姿が見えますので、9月の最後の週か10月第1週に収録されたもののようです。
番組は、「マンマ・ミーア」の簡単な紹介のあと、荒川務さんがビッキーズの2人を舞台裏に案内してカゲコーラスのコーラスボックスなどを見せたり、八百屋と呼ばれる傾斜がついた舞台に連れて行ったり、劇場にはメイクさんがいないので出演者がみんな自分メークをしていること、それからバレエや開口発声などのレギュラーなトレーニングの様子などが放送されました。
それから、カーテンコールの「マンマ・ミーア!」のナンバーの歌とフリを覚えて、終演後の舞台に上がらせてもらって出演者と一緒に踊ってみる、という内容です。ナンバーがカーテンコールの「マンマ・ミーア!」ですから、舞台上にいるのは、ソフィ、スカイ以下のメンバーです。出演者は本番の衣装ではなくて、トレーニングの格好です。ビッキーズの2人がなんとか踊っているのを見て、サムの荒川さん、ビルの松浦さんは客席で大ウケしてました。
宮崎しょうこさんのファンである私としては、宮崎ソフィが画面の中央にたくさん映ってるのが幸せですっ!(読売TVさん、ありがとう)
しかし、なんでまたこの時期にこういう趣向の番組が?と考えてみたら、わかりました。
「マンマ・ミーア!」の大阪公演は、来月に、来年の5月28日分までのチケット発売を控えてるんですね。それをにらんだ営業活動の一環ということでしょう。
それから、この数年の大阪のテレビで放送される劇団四季の紹介番組は、タレントを呼んできて「舞台にちょっと上がらせてあげる、ただそのためにはそれなりにレッスンしてくださいね、そのレッスンがお笑いタレントには目茶目茶シンドイ、でも楽しかった〜」というワンパターンが多いです。何か新しい切り口はないんですかね。
私自身では、全然気がついていなかったこの番組の情報を、四季メーリングリストで流してくださった京都のさにょ猫さんにも、この場を借りまして感謝します。ありがとうございました。
2005年10月16日(日)
2年ぶりの「ミュージカル異国の丘」東京公演
男性アンサンブル3名増で迫力アップ?
「異国の丘(東京)」
東京では2年ぶりになる劇団四季「ミュージカル異国の丘」が、今日からスタートしました。2年ぶりとは言っても、昨年の秋に福岡公演がありましたから、私個人としては「え、またやるの?」って感じが強いです。それに、昭和三部作と銘打って3演目をひとまとめにして何を掛けるか困ってる劇場を回せばいいし、○○さんと○○さんの仕事も作れるし、それらの主役の仕事を若い人達に伝承する機会にもなるし、という「一粒で三度美味しい」見事な作戦です。
で、初日から九重秀隆は下村さんで来ました。詳しいキャストは、AVEさんの@Waterlooで紹介されていますので、そちらをご覧下さい。私は、淡々とキャスト表を作っていきます。
今回の九重役は石丸さんと下村さんのダブルキャストということが事前に公表されてましたし、NHKのTV(後述)でも九重役は下村さんが稽古されてたし、実際に石丸さんが「アスペクツ・オブ・ラブ」から抜けてないので、下村九重ということは十分に予想できていましたけど、でも、チケット取った人は「異国といえば石丸さん、アスペクツやってるけど、初日と開幕直後くらいは石丸さんだよね」と思って取ったでしょうね。お気の毒です。でも、下村さんの九重でも、出来映えとしては二重丸のレベルだったと思います。
NHKのTV、と言うのは、9月25日(日曜日)にNHKの総合テレビで放送された「経済羅針盤」です。この番組の中で、9月15日から始まったという「異国の丘」の稽古風景が紹介されており、それに出演者の一部が映っています。九重役は下村さんだけが映っており、演出家から「しも(下村さんのこと)、力が入りすぎ。その3分の1くらいでいい」と言われていました。木村花代さんも、佐渡寧子さんも映ってました。
このブログのお題である「気づいたこと」をちゃんと書かなきゃいけませんね。この演目、男性アンサンブルの人数が微妙に変わるんですよね。メインキャスト(九重秀隆〜ナターシャ)と女性アンサンブルは、人数が変わったりはしないです。
男性アンサンブルは、一昨年の東京公演と、その1年後の福岡公演では11人でしたが、今回の東京公演では、3人増えてなんと14人になっています。きっと、迫力がアップしてる場面があるんでしょうね。逆に言えば、人数を増やしやすい場面があるわけですね。そういえば、この「異国の丘」の前の「李香蘭」でも、男性アンサンブルの人数が以前の公演より、ずいぶん増えてましたっけ。興行権を買って上演する演目ではオリジナルの演出を尊重しなければいけないから、人数を増やすのは難しいでしょうけど、オリジナル演目の「李香蘭」や「異国の丘」等はそういう点では何でもできる、ということじゃないでしょうか。
キャストの中で、井上雄介さん、趙 浩然レックスさん、鄒 靖宇さん、方波見友紀(かたなみゆうき)さん、坂本奈緒(さかもとなお)さんは、私にはとっては(お初)です。2番目と3番目は、お名前からすると中国人キャストのようです。確定キャストフォンでは、趙 浩然レックスさんは、(ちょう ほうぜん レックス)さん、鄒 靖宇さんは、(ぞう じんゆ)さんと聞こえます。
2005年10月10日(月、祝)
う〜ん、3連休なのに1回も劇場に行けなかった.. しょうがないよね
ボヤキは置いといて、劇団四季の今日の演目でのキャスト移動について書きます。
「オペラ座の怪人(東京)」
今週ずっと、ピアンジが蔵田雅之さんだったのですが、今日の公演では半場俊一郎さんでした。これは予定されていたことのようです。
「キャッツ(東京)」
今日になって、四季公式Webの週間出演予定者のシラバブに荒井香織さんが追加になり、さっそく今日の公演から荒井さんがシラバブで出演されました。何ででしょうね?樋口さん、別の演目に出演されるのでしょうか。人猫ですかねぇ。
劇団四季大型作品の次の上演地は?
つらつらとこんなことを考えていました。
「京都のアイーダが11月に楽がきて、年明けの1月には、名古屋LKと福岡BBが楽だよな..アイーダを福岡に持ってくとして、名古屋では何をやるんだろう?名古屋でBBをやったのはいつだったっけ?今の名古屋の劇場じゃなくて、前の劇場だから、もう10年近くになるんじゃない?」
ということで、劇団四季の大型作品と、東京、名古屋、大阪、福岡での上演実績を調べてみました。表にまとめたものが「劇団四季大型演目の上演実績一覧(タマネギ版)」です。 遡って調べたのは過去10年分程度で、2巡目より古くは調べていません。なお、大型作品とは、「ライオンキング(略称LK)」「オペラ座の怪人(略称PH)」「美女と野獣(略称BB)」「キャッツ」「アイーダ」「マンマ・ミーア!」の6本です。なぜ、この6本を大型作品に分類したかというと、これは私の独自の考え方ですが、S席料金が四季の演目の中では最高ランク(11,000円+消費税)という基準です。
さて、調べた結果、ロングランする大型演目と言えども2年程度で切り上げているので(東京LKは別格扱いです)、その2倍の4年以上ご無沙汰しているもの、あるいは未上演のもの、という観点でピックアップしますと、
[東京地区]
未上演 アイーダ
7年ご無沙汰 BB
[名古屋地区]
未上演 アイーダ、MM
7年ご無沙汰 PH、BB
[大阪(京都を含む)]
4年ご無沙汰 LK
[福岡]
未上演 アイーダ、MM
6年ご無沙汰 CATS
これを見ますと、ロングランに使える劇場が1つしかない名古屋と福岡は、未上演やご無沙汰演目が多い、と読めます。大阪は未上演も長期に渡るご無沙汰演目もなく恵まれていることがわかります。
それから、比較的最近の演目である「アイーダ」と「マンマ・ミーア!」は、それ以外の4演目だけでは、もう各地を一回りしてしまっているので目新しさがないことをちゃんと考えて作り出した、新時代のランナーなんだろうなと感じます。ひょっとすると、4演目の中にはそろそろ興行権が切れるものがあるのかも知れません。
ということで、大型作品と今後の上演地について、私(タマネギ)は次のように予想します。
「マンマ・ミーア!」は、東京で2年やりましたから、大阪で2年を超えるところまではやるでしょう。ということで、2006年の夏くらいまでは大阪に居てもらいます。
福岡 次のロングランは「アイーダ」
関西発信ということでスタートしたこの演目。大阪の次が、まさか京都とは思いませんでしたが、京都の次に名古屋に持ってくることはしないでしょう。近すぎます。新幹線じゃあるまいし。見たい人はとっくに東京から見に来てます。そこで、福岡にもって行きましょう。福岡で1年、それから名古屋で1年強。海劇場の4つ目の演目くらいで東京凱旋公演。
福岡でまたCATSというのは気の毒、というものでしょう。福岡シティ劇場でPHとBBを既に2度上演しており、いくら知名度があっても、また2巡目の演目を持っていくのでは、営業もやりにくいでしょう。「新しいものが来るんだ!」というほうが前向きでお客も盛り上がります。
名古屋 次のロングランは「美女と野獣」
名古屋に本当に欲しいのは、名古屋で初めて上演する新しい演目だと思います。関西では「アイーダ」をやり、福岡でさえ「壁抜け男」を日本初演でやりました。名古屋にはまだないですから。
ないものねだりしてもしょうがないので、次のロングランは「美女と野獣」ということで。LKに続いて、子供を連れて行きやすい演目で、将来のリピーターを増やしましょう。YシンバYナラの中には、チップ君で頑張ってもらえる子がいるかも知れません。名古屋の後は、怪人が退散したあとの海劇場で、10年ぶりくらいの東京リターン公演はどうでしょうか。 でも、BBを続けるなら、第2の柳瀬大輔さんを育てることのほうが先ですね。
もし、まったく新しい演目が出てきて、それが名古屋からスタートするなら、私は「さすが四季」と思っちゃいます。
大阪
さあ、困った。大阪には、大阪四季劇場と京都劇場があるので、演目の回転が速いんです。4年ご無沙汰と言っても、「ライオンキング」をやるんでは、「またやるの?他に演るもの無いんかい?」と言われちゃいます。 デュティユル他新キャストで「壁抜け男」でもやりましょうか。でも、「大阪四季劇場」という立派な名前をつけた以上、中型のレパートリー作品を並べて繋ぐわけにもいかないし。困りました。やっぱり、大阪にも新しい演目が必要みたいです。
2005年10月8日(土) 新人?西野誠さん
今日も劇団四季の各演目の出演者について「気づいたこと」を書いてみます。
「ライオンキング(東京)」
主要キャストは変更なし。男性アンサンブル6枠は、昨日まで本城裕二さんだったのですが、今日のマチネ、ソワレから、西野誠(にしのまこと)さんが入ってきました。この方、新人さんだと思います。公式WebのLKキャストには、現在はお名前がありますが、先週までは載っていませんでしたので。おそらくは、四季での初舞台です。おめでとうございます。
「オペラ座の怪人(東京)」
今週のカルロッタは、岩本潤子さんと諸 英希(ちぇ よんひ)さんが交代で務めておられます。土曜日の今日は、マチネ、ソワレとも諸さんでした。この分だと、来週は諸さんがシングルかも知れません。
その他の演目では、キャスト変更ありませんでした。ありませんでした、と言っても、毎日変わるのが通常のYシンバYナラは別ですよ〜。
「マンマ・ミーア!」大阪公演出演者一覧を更新しました
前から気になっていた、タマネギ版の 劇団四季「マンマ・ミーア!」大阪公演出演者一覧 を更新しました。変更点は、これまでは手を抜いていた男性アンサンブルの一覧を追加です。
女性アンサンブルの一覧と比べてみると、大きな違いは、層が厚いこと。少ないところでも4人、多いところでは6人もいます。
劇団四季の上演演目のキャスト移動は、今週は週内移動がほとんどなく、比較的平穏です。普通なら週末を狙って新キャストが送り込まれてくるのが金曜日なんですが、今日はキャスト移動のアナウンスが何もありませんでした。でも、来週は、「異国の丘」が始まるから、どうしたって動くでしょう。
2005年10月5日(月) その2
その他の公演
「美女と野獣(福岡)」
週のはじめなのに、いきなりマチネとソワレの両方がありました。貸切公演だから仕方ないか。今日1日だけで2公演あるから、今週は月曜まであるので、全部で8公演もやらなきゃいけないハードな週です。まるで猫かLKみたい。出演者の皆さん、ご苦労さまです。
ベルが、先週までの坂本里咲さんに代わって、今日から木村花代さんです。木村さん、なんだかんだで毎月2週間くらいずつベルをやってます。
「ライオンキング(東京)」
名古屋のLKは今日までお休みで明日からですが、東京は今日から始まりました。
先週まで福岡でガストンだった野中万寿夫さんが、休みなしでスカーに。スカーの次は、きっと大阪ですよ(笑)。名古屋のスカーの栗原君が、大阪でビル・オースティンに、という線も考えられますね。
今日のヤングシンバは、高畑翼君だと思っていたんですが、確定キャストフォンでは、高畑岬君とアナウンスしてました。
それから先週、名古屋と東京で訳分からん移動をやっていたナラは、今週は東京は上田亜希子さん。名古屋のナラには今井美範(みのり)さんが初登場です。それから、男性アンサンブル13枠が三好徹哉さんからイ ギドンさんに代わってます。
「アスペクツ・オブ・ラブ(東京)」
ジェニーが今週から八幡三枝さんに。うんうん、アレックスが石丸さんのうちに見たいかも。
アレックスは、いつまで石丸さんが出るんでしょう。「異国の丘」が16日から始まるので。異国の初日から下村さんで行くんでしょうか。
女性アンサンブル8枠の、アガサイチエさん、阿笠一恵さんだと思っていたんですが、今日、四季の公式Webでキャスティングを見たら、阿賀佐一恵さんだと判明。タマネギ版キャスト表も訂正しておきました。
「マンマ・ミーア(大阪)」
リサは、今週、玉井明美さんがシングルです。どんな方だか、一度見てみたいもんです。佐和さんのロージィも、そろそろ佐和さんの味付けが始まってるかも知れません。 佐和さんというと、青のワンピースで「デュティーユル」って.. あ、また「爺さん、昔ばなしはもういいよ」って言われそう..
2005年10月5日(水) その1
広島CFY開幕
「クレイジー・フォー・ユー(広島)」
新都市公演の第3弾、広島での公演が今日から始まりました。
主なキャストは、結局のところ変わらず。私としては、九州方面で流れているCFYのTV-CFが荒川ボビーなので、静岡・仙台とは違って、荒川ボビー&花代ポリー を期待していたのです。でも、荒川さんは大阪でサムってるし、花代ちゃんは急に福岡でベルが回ってきたのが分かってるので、月曜の時点で諦めてました。
荒川さんが今、ボビーをやるとどうなるか? 踊る、芝居、小技、大丈夫。でも、喉が辛そう。「♪やればできるでしょう〜」「♪やるしかないだろ〜」 ご心配なかたは、大阪で「マンマ・ミーア!」をご覧になってください。
それから、今日になってテスが増本藍さんではなく、有永美奈子さんに代わったのはちょっと驚きました〜。そして、確定キャストフォンを聞いたら、アンサンブルのほうは、静岡や仙台よりは入れ替えが多かったので、またまたちょっと驚きました。
ムースが荒木勝さんから川辺将大(かわべまさひろ)さんに、サムは田中廣臣(ひろおみ)さんから岩城雄太さんに。サムは、静岡と仙台と広島では、それぞれ違う方が演じることになりました。8月に静岡でCFYを見たとき、全体としてはテンションが高くて、バランスの取れたキャストで大満足だったんですが、敢えて言うなら、ムース・ミンゴ・サムの3人が弱いというのが不満でした。3人のうち2人代わったら、いい感じになってるかも知れません。
女性アンサンブルでは、パッツィーが石塚智子さんに代わって、池末絵己子さんに。今年、研究所に入ったばかりでパッツィーをやるとは。そして、ルイーズには大石眞由さんが。大石さんは、今年の公演では、当初キャスティングされてなかったと思ったんですが、いつの間にか入ってますね。そして、私がCFYをこれまでで一番集中的に観た2000年の福岡公演のときもルイーズで出演されてました。そのときは、鍋谷明さん、朝比奈ゆり子さん、三瀬七海さん、といったベテランの中では大石さんは新顔だったんですが、今年の顔ぶれを見ると、いつの間にか大石さんがベテランになってます。5年でこんなに入れ替わるんですね。 ちなみに、この2000年福岡公演のときのパッツィーが、谷内愛さんです。見事にネジが飛んだはじけっぷりは今でも忘れられません。
それから、池末絵己子さんがパッツィーにスライドしたので、空いたベッツィーには市川友貴さんが入ってます。市川さんも、LKに出たり、アイーダに出たり大変です。
「おい爺さん、昔ばなしはもういいよ」 って言われそうなので、この辺でやめときます。
2005年10月3日(月)
「マンマ・ミーア!」って意外に(やっぱり?)人手不足?
今日は、どの公演地も休演日なので、劇団四季「マンマ・ミーア!」のキャストに関する戯言(ざれごと)を一席。
松浦ビルが7ケ月目(AVEさんのブログ、@Waterloo)、というのを読んでちょっと思ってることを書いてみます。
大好きな「マンマ・ミーア!」。ベテランと若手がいいバランスで出演してるし、どんどん上に上がっていく(有望株)も拝見できるし、なかなかいいレベルのカンパニーだと思っています。(いきなり余談ですが、PHの比ではないそうです。)
でも、この間まで、青山弥生さんが15ケ月連続でロージィを一人で演じていらしたし、確かに松浦勇治さんのビル・オースティンも7ケ月です。特定の出演者だけが長い、というのはこの2人がダントツでしょうが、もう少し広げてみると、意外に人手不足みたいです。
まずは、以前から作ってある 「劇団四季マンマ・ミーア!大阪公演出演者一覧」をご覧くださいまし。男性アンサンブルがなんでないの?>自分 ...(わかっちゃいるんですけどね、まだ作ってないんです。そのうち作りますから。)
よく見ると、1つの役を2人で回してる、という枠が意外に多いと思いません?。ロージィ、ビル、サム、ハリー。それから、女性アンサンブルの5枠。アリだって、丸山れいさんが出てきたから2人になってるけど、括弧付きの2人が戻ってこないとしたら八田さんしかいないってことです。リサも玉井明美さんが出てきたから3人になってるけど、五十嵐さんと宮崎さんのどちらかがソフィを演って、どちらかに別の公演が入ってたら? プログラムには載ってるけどまだ出てこない出演者が早く現役になって欲しいです。
それから、1人で複数の枠をこなせる方も目につきます。岡 聡里さんは3役、村上絵里子さんと片山加奈子さんは2役。そして、今はソフィの宮崎しょうこさんも3役、いえ、宮崎さんは大阪公演では3役ですが、東京公演では女性アンサンブル4枠でも出演されてましたので、実は「マンマ・ミーア!」の中だけで4役できるという努力家です。
もっとも、「マンマ・ミーア!」ではないですが、その昔、鍋谷明さんは「クレイジー・フォー・ユー」の中の6役を演じられました。そんなことを思うと、今も昔も、やっぱり劇団四季は人手不足みたいです。
2005年10月2日(日)
今週も劇団四季の公演は、今日でひと区切り。週明けは月曜火曜と各地とも休演日で、水曜から始まります。その水曜は、広島クレイジー・フォー・ユーの開幕でもあります。
「ライオンキング(東京)」
昨日、何のため?と書いたナラのキャスティング。今日のナラは、今井美範さんでした。黒木ますみさんは、結局、今週、金曜まで名古屋でナラ、次の日は東京でマチネだけナラで出演でした。1公演だけのために、なぜ名古屋から東京に?
ま、部外者にはわからない、レッキとした理由があるんでしょうけど。
「ライオンキング(名古屋)」
名古屋のナラは、金曜まで黒木ますみさんで、土曜日曜は上田亜希子さんでした。なかなか、上田さんの「マンマ・ミーア!」出演は実現しないです。
「マンマ・ミーア!(大阪)」
五十嵐可絵さんと玉井明美さんが交代で金曜〜日曜と務めて、来週からは玉井さんのシングルと予想しました。でも、五十嵐さんの楽になるはずだった(私が思っているだけですけど)、日曜の公演は、五十嵐さんではなくて、土曜ソワレに続いて玉井さんでした。五十嵐さんが、土曜マチネに出演してて (すっ転んだ) そうなのと、日曜日の確定キャストフォンが、予定どおりのキャストでないときに登場する男性のアナウンスだったので、(当初は、日曜のリサは五十嵐さんだったが、何らの事情で、玉井さんに代わってもらわざるを得なかった) みたいです。
[追記] 玉井明美さんのこと、調べてみたら、7〜8月に東京LKに女性アンサンブル5枠と4枠で出演されてました。自分が作ってるキャスト表にちゃんと書いてあるのに、頭のなかでつながってなかったとは。 東京LKのプログラム(2005年7月版)には、ちゃんとキャスト紹介に載ってるし、お写真もありました。
「美女と野獣(福岡)」
予想通り、金曜〜日曜にかけて野中さんと吉原さんが交代でガストンをおやりになり、日曜は野中ガストンで締めくくり、となりました。来週からは、吉原さんのシングルキャストでガストンでしょう。
「魔法をすてたマジョリン(全国公演・安城)」
今週の公演は、今日の安城公演だけだったのですが、先週までの松尾千歳さんの枠に、赤沼由桂さんが戻ってきていました。
「李香蘭(東京)」
今日が千秋楽でした。キャストの動きとしては、大所帯なのに、まるで東京から離れたところで公演しているみたいに、移動が少ない公演だったです。
2005年10月1日(土) 黒木ナラのスポット登板
「ライオンキング(東京)」
今週、東京LKのナラは今井美範(いまいみのり)さんでした。ところが今日のマチネは、突然、黒木ますみさんでした。黒木さんのナラそのものは新しくも珍しくありません。突然と言うわけは、昨日の金曜まで、黒木さんは名古屋でナラだったんです。それが今日は東京に登場。「なぜだ?」
それだけじゃないです。ソワレは今井さんがナラで出てきました。 いったい何のために、わざわざ名古屋から移動させたんでしょう?
黒木さんのファンの人はたまらないですよね。 昨日まで名古屋に居て見ようと思ってきたのに、確定キャストフォンを聞いたら、東京に出てたなんて。
「ライオンキング(名古屋)」
で、黒木さんが東京に移って空いた名古屋のナラは、上田亜希子さんが、マチネ、ソワレとも務められました。
明日の日曜の公演は、名古屋ナラは上田亜希子さん、東京は黒木さん、来週はこの2人が続投。今井美範さんはお休みが別の公演へ、じゃないでしょうか。
「美女と野獣(福岡)」
昨日から吉原ガストンが登場しましたが、今日のマチネは野中さんがガストンで、ソワレは吉原さんでした。明日の日曜は、野中ガストンの楽で花道を飾ってもらって、来週から吉原ガストンがシングルでしょう。
「マンマ・ミーア!(大阪)」
こちらも昨日から、まったく初耳の玉井明美さんがリサで登場しました。でも、今日のマチネは、五十嵐可絵さんがリサで、玉井さんはソワレで出演されました。福岡BBと同様に、明日は五十嵐リサの楽で、来週から玉井リサがシングルで出演でしょう。で、五十嵐さんはお休みに入るんじゃないでしょうか。ソフィはしばらく宮崎しょうこさんが続けると予想します。
「アイーダ(京都)」
今日から、女性アンサンブル4枠の大石眞由さんが抜けて、代わりに今週大阪の「マンマ・ミーア!」から休みなしで6枠に入ってきていた加藤久美子さんが、6枠から4枠にスライドして務められました。4枠ができるもう一人の真弓バネッサさんは、来週開幕する「クレイジー・フォー・ユー」のために、もう広島入りされてるでしょうから、こうするしかないでしょうね。
田邊杏奈さんが7枠から6枠に戻り、上延綾さんが8枠から7枠に戻り、8枠には久下紘子さんが戻りました。
明日は、「李香蘭(東京)」の千秋楽です。
2005年9月30日(金) 玉井リサ吉原ガストン
今週も平穏かな?と思っていたら、昨日と今日で結構動きがありました。
「キャッツ(東京)」
シラバブは今週、荒井香織さんがシングルキャスティングだと思っていたら、樋口茜さんが登場。
それから、先日、「ガス=タイガー、バストファはキムさんがひとりで頑張ってる」と書いたら、田島雅彦さんがガスデビューでした。
「オペラ座の怪人(東京)」
今日の確定キャストフォンは、この「オペラ座の怪人」だけが男性の録音でした。男性の録音ってことは、いままでの経験では、緊急のキャスト変更があった場合なんですよね... で、昨日と今日でキャストの違いは、クリスティーヌが昨日まで苫田亜沙子さんだったところが、今日は高木美果さんに。もっとも、これは月曜日から公式Webの週間出演者情報に載ってましたから、驚きません。もうひとつのキャスト移動は、カルロッタが岩本潤子さんから、諸 英希(チェ ヨンヒ)さんに。
多分、緊急の変更はこれですね。 諸さんは、以前にもアンサンブルで「オペラ座の怪人」に出演されてましたが、カルロッタをお稽古されてたとは。
岩本さんに何かあったんでしょうかね。カルロッタは、最近では種子島美樹さんと黒田あきつさん、そして岩本潤子さんの3人が務めておられました。けど、種子島美樹さんは李香蘭に出てるし、黒田あきつさんは「オペラ座の怪人」の5枠で今週出演中だし。黒田さんをカルロッタに代わってもらうと5枠を埋めるために野坂華代さんを4枠から5枠に移して、、そうすると4枠ができるひとは今だれがいる?? いないんですね。もうひとりの4枠は、岩本潤子さんなんですから。
何があったか、詳しくは存じませんが、諸さん、チャンスです。頑張りましょう。
「マンマ・ミーア!(大阪)」
「アイーダ(京都)」
今日から、「マンマ・ミーア!」のリサが、五十嵐可絵さんから、寝耳に水の玉井明美さんに。玉井明美さんて、9月版のプログラムにも出てないです。アンサンブルにも出演されてませんが、いきなりリサで登場。
リサは、これまでは五十嵐可絵さんや、宮崎しょうこさんが出ておられて、ダンスのセンスがいい人が務めるポジションです。衣装も目立ちますので、目につきやすいんです。いきなりリサ役で出てくるとは、どんな方なんでしょう...
もうひとつは、女性アンサンブル4枠が、加藤久美子さんだったのに木曜日から、村上智(とも)さんに。加藤さんはどうしたの?と思ってたら、「アイーダ(京都)」の女性6枠に即日移動してます。まあ、大阪と京都は、新快速にのったら30分ですから、近いですけど。
で、「アイーダ」のキャスト移動を見ると、水曜日まで女性7枠の市川友貴さんが消えて、木曜日から田邊杏奈さんが6枠からスライドしてます。その6枠に「マンマ・ミーア!」に出てた加藤久美子さんが入ったというわけ。この玉突きを見ると、市川友貴さんに何かがあった、と見えるんです。 でも、近いところに代わりのできる人がいてよかったです。
「美女と野獣(福岡)」
ガストンが、野中万寿夫さんに代わって今日から吉原光夫さんです。
これは便利 キャスト情報お知らせサービス
ちょっと便利なシステムを作ってみて、うまく動いているので、紹介します。
四季の公式Webには、週間の出演予定者が公表されています。突発のキャスト変更がある場合でも、四季はこまめに出演者情報をアップデートしてくれているようです。実際に出演してしまってから、「情報の更新が間に合いませんでした。あればあくまでも週間の出演予定ですから」 というような言い訳して、そのウラで杜撰な情報提供で済まそう、というつもりでもないようです。
そこで、そういうことなら、PCを使って定期的に出演者情報を読み込んで、昨日と比較してみて違いがあったら、それをメールで知らせてくれるような仕掛けがあったら便利だと思いました。いちいちインターネットを見に行って、全部の演目の出演者を人間がチェックしなくても、違いがあったところだけを知らせてくれるからです。
私は、自分の携帯と、自分のPC(自宅)と、それから職場のメアドを登録してあります。この3つのアドレスに、キャスト変更のお知らせが届く、というわけです。
例えば、9月27日(火曜日)には、こんなメールが来ました。
< ジョージ・ディリンガム 未定
> ジョージ・ディリンガム 村 俊英
ジョージ役は、昨日まで未定だったが、今日、村さんに決まった、と読むわけです。
2つ目の例、今日(9月28日)の午前中に来たメールです。読み方は、1つ目の例と同じです。頭に < がついている行は昨日の情報、> の行は今日の情報、です。
< ザズ 未定
> ザズ 岡崎克哉
< バンザイ 未定
< エド 未定
< ティモン 未定
> バンザイ 山本 潤
> エド 岡本繁治
> ティモン 小川善太郎
< シンバ 未定
< ナラ 未定
> シンバ 田中彰孝
> ナラ 今井美範
私は、16日(金曜日)の夕方に、このお知らせサービスのメールで、宮崎しょうこさんが突然ソフィで出演予定であることを知り、大慌てしました(笑)。それはそれでいいとして、自分のアイディアで作ったものが、期待どおりに動いてくれると、なかなか気分爽快です。
2005年9月27日(火) 佐和ロージィがデビュー
先週は本業が忙しくて、なかなかこの「気づいたこと」が書けなかったのですが、今週は頑張って書こうと思います。
今日は、「マンマ・ミーア!(大阪)」と「アイーダ(京都)」だけが今週の公演スタート。 LK2本と、キャッツやオペラ座がまだ始まらないうちに、関西の2本だけが先に始まるというのは、ちょっと珍しいです。
「マンマ・ミーア!(大阪)」
最長不倒を更新していた青山弥生さんのロージィが、とうとう新ロージィと交代になりました。新ロージィは、佐和由梨さん。芸暦が長く、個性的な女優さんです。私は、「壁抜け男」のM嬢の印象が強いです。以前からロージィにキャスティングされていました。 早速観てきた人の話では、「問題なく立派なロージィ」、「青山さんの真似でなく、自分の持ち味をちゃんと土台にして、その上にロージィとして押さえるところをちゃんと押さえてある」との評。
青山さんは、2003年の12月から、東京公演の先週楽まで連続して丸1年以上と、大阪公演の初日から先週の日曜までの約9ケ月間、それこそ「1日も休まないで」ロージィを務めてこられました。長い間、ご苦労さま!
その他のキャストでは、スカイが今週からまた玉城さんに。鈴木涼太さんのスカイは1週間だけでした。
それから、男性アンサンブルでは、関川慶一さんが4枠から2枠に上がり、代わりに4枠には深堀拓也さんが戻ってきました。女性アンサンブルでは、5枠が、片山加奈子さんから大田未稀さんに交代。この5枠は、大阪公演の初日から片山さんと大田さんの2人だけでローテーションして回してるという結構要員タイトな枠です。もっとも、2人しかいない、というのはこの5枠だけじゃなくて、サム、ビル、ハリー はみんな2人でまわしてるんですけどね。(出演者一覧)
ひよこ髪が可愛い宮崎ソフィ、本公演でのソフィは、今日でまだ9公演目なんですが、これも今日見てきた人の話によると「すごく声が通るようになって、迫力も出てきて、すごい上達ぶり」とのこと。
「アイーダ(京都)」
ゾーザーが川原洋一郎さんに代わって、大塚俊さんが上がってきました。川原さんは、異国に行くのかな?
これに伴う、玉突きのようなキャスト移動は、こういう感じになってます。
男3枠 8枠 1枠 ゾーザー
広瀬幹夫さん -->|--> 秋山光二さん -->|--> 山口博之さん -->|--> 大塚俊さん -->|--> 川原洋一郎さん
それ以外の主要キャストと女性アンサンブルは変更なし。
2005年9月25日(日) 今週分をまとめて
今週、本業が忙しかったので、確定キャストフォンをチェックすることと、キャスト表の更新だけはなんとかやっていたものの、ここに書きに来る手間を惜しんでました。幸いにして(?)、今週は、この数ケ月では珍しく週内でキャスト移動がほとんどない、平穏な1週間だったです。
それから、今週は、9月23日には「魔法をすてたマジョリン」、25日には「マンマ・ミーア!」を見てきました。
「キャッツ(東京)」
最近、摩訶不思議なキャスト異動の元凶だった(と私が勝手に思ってる)「キャッツ」。今週は、週内での異動が全然なかったです。ジェリーロは谷内愛さん、ランペルが真鍋奈津美さん、ジェミマが熊本亜記さんでした。先週までスキンブルだった鈴木涼太さんは、今週は「マンマ・ミーア!」のスカイでした。子爵から猫になり、それから燃え尽きた証券取引所の従業員に休みなしで変身するのも大変です。タガーが田邊真也さんのうちに、見に行きたいなー。
「オペラ座の怪人(東京)」
こちらも、週内でのキャスト異動がなかったです。先週との違いは、クリスティーヌを苫田亜沙子さん、ブケーを岡智さんが、それぞれ今週はシングルキャストで務めたことくらい。
「アスペクツ・オブ・ラブ(東京)」
今週、女性アンサンブルが先週から一人代わっただけ。李香蘭が来週いっぱいで閉幕し、次は「異国の丘」。石丸さんはそちらに行くだろうから、となると、北澤アレックスが登場でしょうか?
「マンマ・ミーア!(大阪)」
週内のキャスト異動がなかったのは、この演目も同じなんですが、先週と今週で週単位のキャストの入れ替えが一番多かったのが「マンマ・ミーア!」でした。
ドナは、早水さんから、ずいぶんしばらくぶりの久野さん。9月版のプログラムが出ているのですが、7月版と比べて久野ドナの写真が少々減ったものの消えたわけじゃないので、まだ出演予定があるんだろうな、と思ってたら早速ご登場でした。
ソフィは、今週は宮崎しょうこさんがシングルで務められました。当分、続くような気がします。続くんなら、ドナは久野さんでお願いしたいです。詳しくは別稿を。
サムが、荒川 務さんに、ハリーが明戸信吾さんに。そしてスカイは、鈴木涼太さん。それから、大塚道人さんが男性アンサンブルの8枠に。大塚さんのアンサンブルってのが、ちょっと珍しいと思います。代わりに、蔡さんがお休みに入りました。
う〜ん、もう1時半。続きはまた後日書きます。
2005年9月19日(月、祝) 新Yシンバ平田くん
「ライオンキング(名古屋)」
出ることはわかってたけどいつ出るのかな?と思ってた名古屋LKの新ヤングシンバに平田了祐(ひらたりょうゆう)くんがデビューでした。プログラムによると1993年生まれなんだそうで。小学校6年生かな。今日の舞台はどんな感じだったんでしょう。いずれにせよ、初舞台、おめでとうございます。
思い出してみると、福澤佑くんが初登場したのが、先月の、1週間の最後に月曜日に公演がある日でした。偶然かもしれませんが、平田くんも1週間の最後の月曜日がデビューでした。
Yシンバは6人揃ったけど、Yナラが足らないので、今週2回出演したのは伊藤千咲美さん。しかも、昨日の日曜日に続けて2日連続の出演でした。子役が連続出演というのはちょっと珍しいんじゃないでしょうか。
「魔法をすてたマジョリン(全国公演)」
先週はお休みでしたが、今週は関西地方の巡業です。マジョリンが大徳朋子さんから高城信江さんに、ブツクサスが藤田晶子さんからはにべあゆみさんに、タツロットが那我性 哲(ながせさとる)さんから近石博昭さんに代わっています。那我性さんは、アンサンブル3枠だった関川慶一さんが「マンマ・ミーア!」に抜けたので、代わりに3枠に入っています。
マジョリン組、8月まではほぼ連続して公演があったんですが、9月は7日の週に4公演、その次の先週は休みで、今週は5公演(昨日、18日のNHK大阪放送局での公演も入れると7公演ですが)、その次はまたお休み。コンディションのキープや、メンバーの確保とか大変でしょうね。